MacBookにマウスは要らない。少なくとも私の仕事では、これが3か月使った結論です。 白状すると、私はマウスが要ると思い込んで、MacBookと同時にトラックボール (ボールを転がして操作するマウスの仲間)まで買っていました。結果は3か月、出番なし。 この記事では、トラックパッド(キーボード手前の四角い操作板)だけで足りた理由と、 それでもマウスがあったほうがいい人の条件を書きます。
「要るはず」と思い込んで、同時に買っていた
2026年3月末まで、私はWindowsのパソコンを使っていました。マウスがあるのが当たり前の環境です。 だからMacBook Air(M4)に乗り換えるとき、迷わずエレコムのトラックボールを一緒に買いました。 「ないと仕事にならない」と信じて疑わなかったからです。

ふたを開けてみると、使ったのは最初のうちだけでした。 私は非エンジニアの個人事業主で、ホームページ作り、チラシ作り、記事の執筆と、 パソコンに向かう仕事は毎日あります。 それなのに、気づけばトラックパッドだけで仕事が回っていました。
トラックパッドで足りた理由は3つ
1つめは広さです。MacBookのトラックパッドは面積が広く、どこを押してもクリックになります。 「ボタンの位置を狙う」という感覚がそもそもありません。
2つめは、指の動きだけで大半の操作が済むことです。 2本の指で上下になでればスクロール、つまむように動かせば拡大と縮小。 ページを読む、資料を見比べる、といった確認仕事はこれでほぼ完結します。
3つめは、場所を選ばないことです。机の上でも、外出先で膝の上に置いても、操作がまったく変わりません。 マウスを置く平らなスペースを探さなくていいのは、外で仕事をする日ほど効いてきます。
マウスがあったほうがいい人の条件
向き不向きの分かれ目は「細かいドラッグが仕事の中心かどうか」です。 写真の細かい切り抜きや、CAD(設計図面を描くソフト)のように、 カーソルを1ミリ単位で引きずる作業が続くなら、マウスのほうが楽です。 表計算のセルを一日中さわる人も、慣れたマウスを手放す理由はありません。 私の仕事はAIとのやり取りが中心ですが、調べものやメールといったふだんの操作でも、 マウスが恋しくなる場面はありませんでした。
買うなら「不便を感じてから」で間に合う
私と同じ思い込みで、本体と一緒にマウスを注文しそうになっていませんか。 これからMacBookを使い始める方は、同時に買わなくて大丈夫です。 まず本体だけで1週間、ふだんの仕事をしてみてください。 不便を感じた作業が具体的に出てきたら、そのときに買い足せば間に合います。 先に1つだけ設定を変えるなら、トラックパッド設定の「タップでクリック」をオンに。 軽く触れるだけでクリックになり、押し込む力も要らなくなります。
机の上からマウスが消えると、ノートパソコン1台分の身軽さが戻ってきます。 私の机の隅では、同時に買ったトラックボールが3か月、静かに眠ったままです。 MacBook本体を3か月使った感想は、「WindowsからMacBook Air(M4)に乗り換えて3か月」にまとめました。