AIに文章を頼むと、内容は合っているのにどこか読みにくい。 「いかがでしたか?」で締めてくる。何でも箇条書きにする。 この悩みは、書き方のルールを1つのファイルにまとめて、毎回AIに読ませる方法でほぼ解決しました。 当サイトの記事も、実際にこの運用で書いています。
口頭で直しても、次の文章では元に戻る
最初は、出てきた文章にその場で注文をつけていました。「この言い回しはやめて」「もっと短く」。 直してはくれます。ただ、別の日に新しい文章を頼むと、また同じクセが出てきます。 AIは会話が変わると前回の注文を覚えていないので、毎回ゼロから注意することになっていました。
注文を「ルールファイル」に書きためた
そこで、注文が出るたびにメモ帳のようなテキストファイルに書きためることにしました。 文章を頼むときは「まずこのファイルを読んで、ルールに従って書いて」とひと言添えるだけです。 これで、どの日に頼んでも同じ品質の文章が出てくるようになりました。
効果が大きかったルールをいくつか挙げます。
- 「いかがでしたか?」「〜について解説していきます」などの決まり文句を禁止する
- 一文は50字前後まで。結論を先に書く
- 箇条書きは3項目以上の並列があるときだけ。説明はまず文章で書く
- 抽象的な主張には数字か実例をつける
コツは「ダメな例」もセットで書くこと
「読みやすく書いて」のようなあいまいな指示は、あまり効きません。 効いたのは、ダメな例と直した例をセットで書く方法です。 たとえば「NG:〜することができます/OK:〜できます」のように並べます。 AIは例から傾向をつかむのがうまいので、例が1つあるだけで再現度が目に見えて上がりました。
仕上げに、AI自身に検品させる
ルールファイルの最後には、チェックリストを付けています。 「結論が最初の3行以内にあるか」「同じ文末が3回以上続いていないか」といった項目です。 書き終わったAIに「このリストで自己チェックして」と頼むと、自分で直してから納品してきます。 人間の確認は最後の一読だけで済むようになりました。
ルールは一度に作らなくていい
私たちのルールファイルも、最初は数行でした。 AIの文章に引っかかりを感じるたびに、その内容を1行足す。この繰り返しで少しずつ育っています。 大事なのは完成度ではなく、「同じ注文を二度しない」ための置き場所を作ることです。
AIの文章に毎回同じ直しを入れている方は、今日の直しをファイルに1行書くところから始めてみてください。 それがあなた専用の編集ルールの1行目になります。